西池袋5丁目に本社を置く株式会社サウザンドクレイン（陸王西池袋ビル、高橋良太社長）は、大手PR会社の株式会社ベクトル（港区赤坂4）を引受先とする第三者割当増資を実施し、資金調達を行ったと発表しました。調達金額は非公表。
サウザンドクレインの公式サイト
サウザンドクレインは、2004年1月の創業。2006年に東池袋に本社を設けて以降、池袋エリアを本拠としており、これまでベトナムホーチミンやフィリピンのセブ島にも進出し、米ロサンゼルスに現地法人も設立。
訪問しない営業手法“インサイドセールス”を得意とし、市場調査やニーズ調査などのCRM事業、アポイント代行、営業代行などのSP事業などを展開。公式サイトによると全国500席を超えるマルチ型アウトバウンドコールセンターを運営し、創業から15年間で3500社を超える企業に利用されてきたといいます。社員数は2017年9月現在でパート含め612名。
一方、ベクトルは東証1部上場のPR会社で、企業の商品PRやニュースリリース配信などが主業。
サウザンドクレインは今回の資金調達について、「今後はAI（人工知能）・チャット事業をはじめ、海外事業は米国ロサンゼルスでの営業展開を皮切りに、インサイドセールス領域において更なる事業拡大を計画しております」とし、「国内ナンバー1のベクトルグループの持つ総合PRのノウハウを提供いただきながら、当社のブランド力の強化、サービスの充実化と営業活動の効率化を図り、契約顧客数増加に努めて参ります」としています。
【参考リンク】
・株式会社ベクトルを引受先とする第三者割当増資のお知らせ（2017年12月1日、サウザンドクレイン）
