池袋を舞台とした小説として1998年から継続的に新作の刊行が続いている石田衣良(いら)さんの小説「池袋ウエストゲートパーク(IWGP)」がこのほど初めて舞台化され、今月(2017年12月)23日(土・祝)から来年1月14日(日)まで、小説名(ウエスト・ゲート・パーク=西口公園)にもなった“おひざ元”として、たびたび作品内に登場する池袋西口公園内の「東京芸術劇場」で公演が行われます。
東京芸術劇場が主催する今回の舞台公演「池袋ウエストゲートパーク SONG&DANCE(ソング&ダンス)」は、都民参加による“ダンスエンターテインメント”を創出するべく、過去2年間にわたって池袋ウエストゲートパークをテーマとしたワークショップ開くなど、ミュージカル化へ向けて準備を続けてきたといいます。
今回の公演は過去2回のワークショップを発展させたもので、池袋ウエストゲートパーク第1作の4話目に入っている「サンシャイン通り内戦(シヴィルウォー)」を原作とした舞台になっているとのこと。
主演のマコト(真島誠)役は、立教大学の出身で2009年に“ミスター立教”への選出経験もある俳優の大野拓朗さんがつとめ、マコトとの同級生でカラーギャング集団「G-Boys」のタカシ(安藤崇)役には、俳優・モデルの染谷俊之さん、G-Boysと一騎打ちする新たなギャングのリーダーである「京一」役はミュージシャンの矢部昌暉さんがつとめます。
期間中は1日1回または2回公演が予定されており、12月28日(木)から1月3日(水)と1月6日(土)と7日(日)は休演日。入場料は一般7500円、25歳以下が5000円、高校生以下は1000円。会場は同芸術劇場内地下1階の小ホール「シアターウエスト」となります。
【参考リンク】
・「池袋ウエストゲートパークSONG&DANCE」のホリプロによる紹介ページ
・東京芸術劇場による「池袋ウエストゲートパークSONG&DANCE」の案内ページ
・ミスター立教から朝ドラの俳優に 俳優 大野 拓朗さん(2017年10月27日、「立教卒業生のWork & Life」)