東池袋3丁目の池袋サンシャインシティプリンスホテル内に本社を置く株式会社プリンスホテル(赤坂茂好社長)は、国内外約50カ所に展開する“プリンス”ブランドのホテルについて、今年(2018年)4月から4つのランクに分けて事業展開を行うと発表しました。
これは同社が新たに“宿泊特化ホテル”のブランドとして「プリンススマートイン」を設けたことにともなうもの。このホテルブランドは、「ICT・AIを活用したイノベーションを追求する宿泊特化型ホテル」をコンセプトに、1室1万円前後で主に20~30歳代のビジネス客に訴求していく考えです。2019年度から首都圏や全国各都市に展開するといい、現時点で2020年夏には恵比寿駅近くにオープンすることが決まっています。
これにより、プリンスブランドのホテルは、最上位の「ザ・プリンス(The Prince)」(芝公園の「パークタワー東京」や箱根芦ノ湖、軽井沢など5ホテル)をはじめ、都市型ホテルの「グランドプリンス」(高輪や新高輪、京都、広島)、同社の基盤で主力となる「プリンス」という3つのクラスに加え、もっとも手軽なビジネス向けの「スマートイン」が同社ホテルでもっとも下のクラスに位置付けられることになります。
なお、赤坂見附駅近くの「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」はいずれのブランドにも属さない最上級ブランドとして独立させているとのことです。
【参考リンク】
・次世代型の宿泊特化型新ブランドを創設(プリンスホテル)
・次世代型宿泊特化ホテル「プリンス スマート イン」東京・恵比寿に誕生(プリンスホテル、2020年夏開業)