machikochi(マチコチ)

豊島区と池袋東口に「アニメイト池袋本店」を置くアニメイトは、池袋をPRする国内外向けアニメを制作するにあたり、昨年(2017年)12月から池袋のシンボルとして知られる「ふくろう」を人間として表現した“擬人化キャラクター”を募集していましたが、このほど826点の応募作のなかから最優秀賞と優秀賞2作の計3作品を選出しました。

豊島区とアニメイトでは、女性をターゲットに“アニメの聖地・池袋”を世界に発信するために共同で約3分の「池袋PRアニメ」を制作することを昨年決めており、イラスト投稿サイト「pixiv(ピクシブ)」上でキャラクターデザインを公募していました。

蒼茉(そうま)ゆるさんによる「射抜いてあげるよ」が最優秀賞となった(豊島区ニュースリリースより)

最優秀賞となったのは葛飾区在住の蒼茉(そうま)ゆるさんによる「射抜いてあげるよ」で、コートのフードが“ふくろう”風になっているほか、池袋にはプラネタリウムや星座カフェがあることから服装や装飾品などは星をモチーフとしたデザイン。また、キャラクターが左手に持つ印象的な弓矢は、「乙女心を射抜く」との意味を込めたものだといいます。

アニメイトや豊島区観光協会、池袋インバウンド推進協力会など区内団体で組織する池袋PRアニメ制作実行委員会による選考では、「ふくろうの擬人化であるとわかりやすい」「池袋PRアニメのターゲットである女性にアピールできるデザインである」などの点が評価され、最優秀賞となりました。

今後、この作品をもとにプロのアニメーターがキャラクターデザインを新たに描きおこしたうえで、2019年には、世界に乙女ロードなどの文化をアピールする池袋PRアニメが公開される予定です。

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池袋のシンボル「ふくろう」を擬人化、豊島区がアニメイトとPRアニメを制作へ(2018年1月5日)

【参考リンク】

「池袋アニメ『ふくろう』擬人化キャラクターデザインコンテスト」の受賞作品が決定!(2018年3月12日)