machikochi(マチコチ)

今年の「ぐるっとパス」は12施設が加わり92施設となって来月(2018年4月)1日(日)から発売が始まります。「ぐるっとパス2018」の発売に合わせ、東京メトロと東京都交通局では一日券とのセットも販売されます。

2018年の「ぐるっとパス」は92施設に拡大し4月1日から発売する(「東京・ミュージアム ぐるっとパス事務局」の案内ページより)

ぐるっとパスは、2003年の「江戸開府400年」の記念事業として始まった“共通入場券”の綴りで、開始当初は31の国公私立の美術館や博物館、動物園・水族館などへ1カ月間に1回ずつ入場可能で1800円となっていました。その後、毎年拡充を続けており、昨年からは横浜市内の施設も加わっています。

今年は新たに両国の「すみだ北斎美術館」や駒込の「東洋文庫ミュージアム」早稲田の「新宿区立漱石山房記念館」といった施設に加え、旧岩崎邸庭園と浜離宮恩賜庭園も加わり、計92施設に1回ずつ入場が可能で、最初に利用した日から2カ月間有効。来月1日から翌年(2019年)1月31日まで発売し、1枚2200円となっています。子ども用はありません。

販売はぐるっとパスの参加施設などで行われており、その場で購入して使うことができます。池袋エリアではサンシャインシティ文化会館7階の「古代オリエント博物館」が参加しており、同博物館でも購入が可能です。

なお、東京メトロの「24時間券」が2枚とぐるっとパス2018がセットになった「東京メトロ&ぐるっとパス」は2870円東京メトロ池袋駅の定期券売場でも発売。都営交通の1日乗車券「都営まるごときっぷ」2枚とセットになった「都営deぐるっとパス」も2870円でそれぞれ販売されており、別々に1日券を2枚買うより530円から730円安く購入することが可能です。

【参考リンク】

「ぐるっとパス2018」4月1日(日)発売(東京・ミュージアム ぐるっとパス事務局)

2018年版「東京メトロ&ぐるっとパス」(24時間券2枚とセットで2870円、東京メトロ池袋駅の定期券売場で発売)

2018年版「都営deぐるっとパス」(都営まるごときっぷ2枚とセットで2870円)

古代オリエント博物館(サンシャインシティ文化会館7階、「ぐるっとパス2018」に参加、販売も)