machikochi(マチコチ)

池袋へ住む人、通う人に向けての施策がこの先も無数に計画されています。豊島区は今月(2018年3月)1日に「未来戦略推進プラン2018(案)」を公開し、30日まで意見募集を行いました。池袋駅を中心とした「中央地域」の地域別事業計画では、数えきれないほどの事業が掲載され、大きく生まれ変わりつつある池袋の姿を感じとることができます。

「未来戦略推進プラン2018(案)」に掲載された池袋周辺の事業マップ(未来戦略推進プラン2018(案)より)※クリックで拡大

池袋の東西に広がる周辺地図には、東側に目立つ大型再開発をはじめ、西側では「立教通り」の歩行者環境の整備や無電柱化といった事業も掲載。また、東西両側に「公園の改修及び再整備」「公園トイレ等改修事業」なども行われ、ハード面以外では「帰宅困難者対策関係事業」「繁華街・暴力団対策事業」といった内容も行われる計画です。

池袋の東西両エリアで、大型再開発に隠れてあまり注目されていないものの、気になる事業は次の通りです。番号は地図上に記載されている位置を示します。

<東池袋エリア>

  • [212]グリーン大通りエリアマネジメント推進事業:国家戦略特区を活用したエリアマネジメントにより新たな道路空間の活用を推進
  • [231]都市計画道路176号線(旧造幣局エリア):平成31年度完成を目指し、幅員11メートルの道路を整備。
  • [317]伝統芸能@南池袋公園事業:南池袋公園にて、薪能、狂言などの伝統芸能を上演し、身近に親しむ機会を提供

<西池袋エリア>

  • [203]池袋駅東西連絡デッキ整備事業:まちの回遊性・駅の安全性の向上を目指し、線路上空を活用して、まちの東西を結ぶ連絡通路を整備
  • [204]池袋西口地区まちづくり:地元・地権者などとの協働により、池袋副都心にふさわしい環境と防災にも優れた西口の再生に取り組む
  • [231]区道の整備事業(立教通り調査):立教通りの歩行者を中心とした整備に向け、計画案の合意を図り、無電柱化についても調査・検討を実施

再開発が進展する東側に比べ、西側は現在がスタートラインという状態にあり、今後もさらなる計画や事業が持ち上がる可能性があります。

この先、池袋の街はどのように変化していくのでしょうか。

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【参考リンク】

「未来戦略推進プラン2018」(案)をまとめました(2018年3月1日、豊島区)