2020年3月12日(木)〜29日(日) 東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)のこけら落としシリーズとして上演されるオリジナル演出版ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演。
この度、20周年記念ツアーとしての本作の来日公演は、今年が最後になることが発表された。
2016年に「レント」生誕20周年を記念して立ち上げられた20周年記念ツアー(以下本ツアー)は、アメリカ国内各地をはじめ、カナダや中国などで上演。日本での本ツアーの来日公演は、2016年、2018年に行われ、今年3月の公演で3度目となる。
2016年以前には2009年を最後に来日公演が実現しなかったため、2016年時は7年ぶりの来日公演となり多くの反響を呼んだ。
本ツアーのアメリカ国内ツアーは2021年まで行われる予定(開催地などの詳細はツアー公式HPで随時発表されるhttps://rentontour.net/ )だが、日本での上演は2020年3月に行われる来日公演が最後となる。また、2021年以降のツアー公演の立ち上げは現状発表されていない。
「レント」のブロードウェイでの上演は12年に及ぶロングランを経て2008年に閉幕しているため、ニューヨークへ渡航しても観劇することはできない。
「レント」を観ることができる貴重な今回の来日公演。ラストチャンスをお見逃しなく。
ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演の歴史
2000年「レント」初来日公演が実現(会場:文京シビックホール)
2004年「レント」来日公演(会場:東京厚生年金会館/フェスティバルホール)
2006年「レント」来日公演(会場:東京厚生年金会館/愛知県勤労会館/大阪厚生年金会館大ホール)
2007年「レント」来日公演(会場:東京国際フォーラムホールC/大阪厚生年金会館 芸術ホール)
2009年「レント」来日公演(会場:赤坂ACTシアター)
2016年「レント」来日公演(会場:東京国際フォーラムホールC) ※20周年記念ツアー
2018年「レント」来日公演(会場:東急シアターオーブ) ※20周年記念ツアー
2020年3月「レント」来日公演(会場:東京建物BRILLIA HALL) ※20周年記念ツアー
※ブロードウェイでは2008年9月に12年のロングラン公演を経て閉幕
公演概要
公演タイトル:ブロードウェイミュージカル「レント」来日公演2020
脚本・作曲・作詞:ジョナサン・ラーソン
初演版演出:マイケル・グライフ
出演:アメリカカンパニー
※生演奏・英語上演・日本語字幕あり
公演日時:2020年3月12日(木)〜29日(日) 全24回
会場:東京建物Brillia HALL(池袋)
チケット料金(全席指定・税込)
S席14,000円 A席11,000円 B席9,000円
エンジェルシート 7,000円(当日会場にて抽選販売(枚数限定)/前売・予約販売無し)
*未就学児入場不可 チケットはお一人様1枚必要
*上演時間:約2時間30分予定(休憩20分含む)開場は各開演時間の30分前
お問合せ:キョードー東京 0570-550-799(平日11:00-18:00/土日祝 10:00-18:00)
主催・企画・招聘:キョードー東京
後援:アメリカ大使館
チケット予約
◆キョードー東京 0570-550-799 (平日11-18時/土日祝10-18時 オペレーター対応)
https://tickets.kyodotokyo.com/rent2020
◆イープラス https://eplus.jp/rent2020/
ほか、チケットぴあ、ローソンチケット、LINEチケット、楽天チケット、セブンチケットでも販売中
ストーリー
舞台は20世紀末のNY-イースト・ヴィレッジ。荒廃したアパートに住み、家賃(レント)も払えない貧しい生活を送るマークとロジャー。映像作家を目指すマークは女性弁護士ジョアンと付き合い始めた元恋人のパフォーミング•アーティスト、モーリーンに今も振り回されている。シンガーソングライターを目指すロジャーは、曲が書けず悶々とした日々を過ごしているが、ナイトクラブダンサーのミミと出会い、互いに愛し合うものの、心はすれ違う。共にHIVポジティブのエンジェルとコリンズは永遠の別れを迎える。ある日、行方不明になっていたミミが手遅れの状態で発見される。真っ直ぐな気持ちでミミに向きあうロジャーが、やっと書き上げたラブソングを捧げると…
クリエイティブ
ジョナサン•ラーソン [脚本/作曲/作詞]
『RENT』で1996年ピューリッツァー賞を受賞。RENTは96年トニー賞4部門(最優秀ミュージカル賞、脚本賞、楽曲賞、他)で栄誉に輝き、ドラマ•デスク賞では6部門(最優秀ミュージカル賞)、オビー賞3部門(最優秀脚本賞、作詞作曲賞、他)を受賞。『RENT』は、オフ•ブロードウェイのNYシアター•ワークショップにて96年2月13日に初演、同年4月29日にブロードウェイのネダーランダー劇場で開幕した。96年1月25日、マルファン症候群によって引き起こされたと考えられる大動脈瘤破裂により急逝。36歳の誕生日を迎える10日前のことだった。『RENT』の前に手がけた半自伝的ミュージカル『チック、チック…ブーン!』は、2001年にオフ•ブロードウェイのジェーン•ストリート劇場で開幕した。
マイケル•グライフ [初演版演出]
1996年『RENT』でオビー賞最優秀演出賞を受賞、トニー賞とドラマ•デスク賞では演出賞候補に挙がる。これまでのブロードウェイの主な作品に『ディア・エヴァン・ハンセン』、『if/Then』、『ネクスト・トゥ・ノーマル』、『グレイ・ガーデンズ』、『ネバー・ゴナ・ダンス』、2011年新演出版『RENT』など。