“乙女ロード”に近い春日通りの「東池袋3丁目交差点」の周辺で建物の解体工事が相次いでいます。NTT東日本池袋ビルの正面付近にあった7階建ての「UR都市機構池袋アパート東池袋ビル」（東池袋3）に続き、帝京平成大学池袋キャンパスの前にあった4棟のビル（東池袋2）も解体に着手しました。
既に「池袋アパート東池袋ビル」の姿は見えなくなっている
主に女性向けのアニメグッズや同人誌販売店などが並ぶ「乙女ロード」の終端部に位置するUR都市機構池袋アパート東池袋ビルは、1960年に建てられたとされる40戸のアパート。
同アパート1階のテナント部分では、かつて専門店の「Kブックス（K-BOOKS）コスプレ館」が営業していましたが、昨年（2016年）11月に移転。今年（2017年）5月から解体作業が行われており、8月現在では建物の姿が見えなくなっています。
東池袋3丁目交差点の池袋2丁目側ではビル4棟の解体作業に着手、後方に見える建物は帝京平成大学池袋キャンパス（2017年8月15日撮影）
一方、乙女ロードから横断歩道を渡った池袋2丁目側にある帝京平成大学の前では、1階に餅菓子店が入っていた「伊勢屋ビル」や隣のオフィスビル「第一峯岸ビル」、洋食店「キッチンロリポップ（LOLLIPOP）」が1階にあった「コミヤビルⅡ（2）」、10階建てのマンション「第一岩下ビルディング」の4棟が先月（7月）から解体に着手されており、年内いっぱいかけて取り壊される予定となっています。
いずれもサンシャインシティに近い位置で、人通りの多い場所だけに跡地活用に注目が集まりそうです。
【参考リンク】
・乙女ロードに面した「UR都市機構池袋アパート東池袋ビル」の場所（グーグルマップ）
・帝京平成大学池袋キャンパス前の解体工事場所（グーグルマップ、もっとも規模の大きい「第一岩下ビルディング」を表示）
・「池袋乙女マップ」豊島区お散歩シリーズ乙女編（豊島区、乙女ロードの詳細地図をPDF版で公開）
