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アメリカンフットボール(アメフト)を日本に紹介した人物としても知られるポール・ラッシュの生誕120年を記念する企画展が立教大学の「立教学院展示館」で今月(2017年8月)1日から始まりました。

ール・ラッシュ生誕120年企画「わが人生、日本の青年に捧ぐ-知られざるポール・ラッシュ物語」のチラシ(立教大学公式サイトより)

1897(明治30)年に米国で生まれたポール・ラッシュは、1926(大正15)年に立教大学教授に着任。その間に東京学生アメリカンフットボール連盟も設立しています。日本の対米開戦によって一度は米国へ強制送還されるものの、終戦後にGHQの一員として再来日し、立教学院の再建に尽力したといいます。

今回の企画展は「わが人生、日本の青年に捧ぐ~知られざるポール・ラッシュ物語」と題し、多彩な活動の軌跡を、「立教大学教授」「アメリカンフットボールの父」「米国陸軍・GHQ将」「清里の父」という4つの側面から紐解く内容となっています。

立教学院展示館は、正門を入ってすぐ左手にある「メーザーライブラリー記念館旧館」の2階入場は無料、日曜日は休館。また、9月19日までの夏休み期間中は8月5日を除き土曜日も休館となります。開催期間は来年(2018年)2月20日まで。

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【参考リンク】

立教学院展示館第3回企画展/ポール・ラッシュ生誕120年企画「わが人生、日本の青年に捧ぐ-知られざるポール・ラッシュ物語」(立教大学、2018年2月20日まで)