machikochi(マチコチ)

2020年3月末(平成31年度)までに導入を目指す「池袋副都心移動システム」について、候補車両となっている“低速電動バス”の試乗会が今月(2017年10月)28日(土)に南池袋公園などで行われます。

低速電動バス「eCOM-8(イーコムエイト)」はエコで人に優しい移動手段として、国内で10台超が稼働しているという(蓄電型地域交通タスクフォースと蓄電型地域交通推進協会による低速8輪電気コミュニティビークル「eCOM-8」のパンフレットより)

池袋駅東口を中心としたエリアにおける移動手段の一つとして、豊島区が導入を検討しているのは「低速電動コミュニティビークル」という最高速度が時速19キロの10人乗り電動自動車で、国内では群馬県桐生市や富山県黒部市宇奈月温泉などで低速電動コミュニティバスとして運転されています。

なお、豊島区に導入される際は、11人以上の乗車人数を確保し、車椅子の乗降が可能であるものにする予定のため、既存の車両ではなく、新たに開発されるとみられます。

豊島区では今年4月に行われた「池袋東口商人まつり」の際にも関係者向けの試乗会を行っており、今回は一般向けの試乗会となります。試乗会は13時から16時(最終乗車は15時40分)まで、南池袋公園内で整理券が配布され、1便あたり15分の乗車になるとのことです。

【参考リンク】

低速電動バスの試乗会を開催します(豊島区、10月28日開催)

一般社団法人蓄電型地域交通推進協会(低速8輪電気コミュニティビークル「eCOM-8」の普及促進団体)