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豊島区は池袋駅東口を中心としたエリアで2019年中の運行開始を目指す「池袋副都心移動システム(電気バス)」について、総合的プロデュースを鉄道車両のデザイナーとして知られる水戸岡鋭治氏を起用するとともに、車体デザインのイメージを公開しました。

池袋駅周辺を走る「電気バス」のデザインイメージ(2018年1月31日豊島区長記者会見資料より)

この電気バスは、池袋駅を起点に旧豊島区役所周辺の再開発地である「ハレザ池袋」やサンシャインシティ隣接地の「旧造幣局跡地」、南池袋公園池袋西口公園時速19キロ程度で巡回する乗り物で、2019年4月以降に運行を始める計画です。

電気バスは、国内で導入実績のある「低速電動コミュニティビークル」と呼ばれる車両を導入する予定で、車体や車内のデザインをはじめ、バス停や関連施設、チケット、運行ルートまでも含めた総合デザインを水戸岡氏が代表をつとめるドーンデザイン研究所に委託するといいます。

今年4月から始まる2018(平成30)年度に実際の運行計画を決め、日中韓で文化芸術イベントを行う「東アジア文化都市」が行われる2019年の運行開始を目指し、「池袋を訪れた際には、必ず乗りたくなるような、池袋を象徴する乗り物になることを目指していく」(豊島区)としています。

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2019年から20年までに「池袋はここまで変わる!」、豊島区が広報特別号に掲載(2017年11月8日)

【参考リンク】

「池袋副都心移動システムのトータルデザイン」について(2018年1月31日、豊島区長記者会見資料)