サンシャインシティに近い春日通りの「東池袋3丁目交差点」の周辺で建物の解体工事が相次いで行われており、そのうち旧「UR都市機構池袋アパート東池袋ビル」(東池袋3)の跡地は、コイン駐車場の設備が運び込まれています。
7階建ての池袋アパート東池袋ビルは今年(2017年)5月から解体工事が行われていましたが、今月(12月)6日現在では「三井のリパーク東池袋3丁目第4」との看板が掲げられ、バーや料金収受機などのコインパーキングに必要な設備を設置。
現時点で新たなビルなどが建つ様子はありませんが、「乙女ロード」の終端部と言える位置だけに、今後の動向が気にかかります。
一方、同交差点の横断歩道を渡った池袋2丁目側にある帝京平成大学の正面付近にあった10階建てのマンションなど4棟は、今年夏ごろから解体を開始。すでに建物の形がなく、解体を終えていますが、今後の土地活用については現在までに発表されていません。
同大学と”同じ並び”となる春日通りの大塚寄りでは、1階にスペインレストラン「LA FUSION(ラ フュージョン)」などが入っていた4~5階建て3棟のビル(さらさビル、古川ビル、若林ビル)を取り壊す工事に今月から着手。
「(仮称)東池袋2丁目計画」と題し、伊藤忠都市開発によって、2019年7月下旬までに14階建て(高さ約44メートル)51戸の共同住宅が計画されています。
NTTのビルが建つヴァンガードタワー側を除き、交差点の三方で行われている解体と再開発工事。これから交差点付近の景色が変わることになりそうです。
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・“乙女ロード”の「東池袋3丁目交差点」周辺で相次ぐビルの解体工事(2017年8月17日)
【参考リンク】
・東池袋3丁目交差点の位置(グーグルマップ)