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トキワ荘の復元模型(豊島区「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備基本計画」[PDF]より)

池袋からほど近い南長崎の地にあった「トキワ荘」の復元に向けた動きが本格化します。手塚治虫をはじめ、藤子不二雄、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら日本を代表する漫画家が若き日に住んだアパートを再現するとともに、マンガ文化を発信する「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム」の建設が今年(2018年)中に始まる予定です。

トキワ荘は、池袋の次駅である西武池袋線の椎名町駅から徒歩10分程度の位置にありましたが、1982(昭和57)年に解体されており、今は企業の社屋が建っており、その面影は残されていません。

展示内容や配置のイメージ(豊島区「(仮称)マンガの聖地としまミュージアム整備基本計画」より)

マンガの聖地としまミュージアムは、トキワ荘があった場所から徒歩3分ほどの場所にある区立の「南長崎花咲公園」の一部を使って建設を行う計画で、トキワ荘の外観をできうる限り忠実に再現した建物になるといいます。

トキワ荘を再現するとともに、建物内には1953(昭和28)年から1962(昭和37)年にかけて、そこに暮らした多数の漫画家に関する展示をはじめ、現代のアニメやマンガ文化につながる企画展なども実施。マンガ閲覧やアニメ上映のためのスペースも設けられます。

豊島区では、「マンガの聖地としまの象徴」を目指す施設として、東京五輪開催年の2020年3月に完成させ、訪日客や池袋周辺への来訪者も含め、国内外にアニメ・マンガ文化を発信したい考えです。

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【参考リンク】

(仮称)マンガの聖地としまミュージアムについて(豊島区)

南長崎花咲公園の案内(豊島区、トキワ荘復元ミュージアム建設予定地)