今週(2018年1月)13日(土)から西武百貨店池袋本店の7階催事場で「豊島区伝統工芸展」が始まります。今年は豊島区内の伝統文化と工芸技術を守ってきた「豊島区伝統工芸保存会」が発足から四半世紀を記念する実演披露と即売会となります。
豊島区伝統工芸保存会は1993年に開かれた「第1回豊島区伝統工芸展」を契機に発足した団体で、現在は12業種の24名が所属しているといいます。西武百貨店で開かれる今回の伝統工芸展では、同会会員の11業種から15名が出展。江戸べっ甲や東京手描き友禅、江戸金工、東京組紐などの実演と即売が行われます。
期間中に販売される伝統工芸品の一例として、「江戸べっ甲『宮本祐子』作 犬ストラップ」(2500円)や「東京手描友禅『土田英彦』作 手描友禅ハンカチ」(2500円)、「江戸金工『渡部隆』作 シルバー トンボブローチ」(2万5000円)などで、いずれも数点だけの限定品となっています。
現在はマンガやアニメ文化の発信地として世界に知れ渡る豊島区や池袋。その源流ともいえる江戸の工芸文化に触れてみてはいかがでしょうか。展示会は18日(木)まで開かれます。
【参考リンク】
・13日より「豊島区伝統工芸展」が西武池袋本店で開催(豊島区)
・西武池袋本店[7階催事場]新春「西武呉服市」(下部に「豊島区伝統工芸展」の案内)