machikochi(マチコチ)

地震や噴火といった災害が相次ぐなか、防災の基本を1日で学んでもらおうというイベントがあす(2018年1月)27日(土)にサンシャインシティ文化会館で予定されています。文部科学省など国が昨年に続き主催する「ぎゅっとぼうさい博!」では、子どもから大人まで、地震や防災に関するが分かりやすく学べる仕掛けが多々企画されているといいます。

「ぎゅっとぼうさい博!2018」のポスター(地震調査研究推進本部の案内ページより)

会場内に設けられる「防災ヒューマンライブラリー」と名付けられた各ブースでは、防災や地震対策などに関わる団体や大学、国や自治体などが取り組みを紹介するとともに、「防災のプロフェッショナル」としてブースに立ち、訪問者のさまざまな質問に答えます。

また、子ども向けには、防災を楽しく学べる場として「遊んDEぼうさい」と題し、クイズイベントをはじめ、防災グッズなどを作る体験会やスタンプラリーなどが行われます。

一方、防災を深く学びたい人に向けては、「次世代火山研究・人材育成総合フォーラム~火山噴火予測研究の今!及びその将来展望」(10:15~13:00)と「地域防災対策支援研究プロジェクト成果報告会~知の力による地域の防災力アップをめざして」(13:30~16:30)と題したシンポジウムも行われる予定で、午前のシンポジウムでは「火山噴火予測研究と噴火警戒レベル」といったタイムリーな内容での議論も行われます。

ぎゅっとぼうさい博!は、27日(土)の10時から17時まで開かれ、入場は無料。シンポジウムとセミナーの参加については、公式サイト上からの事前予約を受け付けており、空席がある場合は当日も入場可能とのことです。

【参考リンク】

「ぎゅっとぼうさい博!2018」の公式サイト