豊島区とNTT東日本は、区内で提供中の無料Wi-Fiサービス「TOSHIMA Free Wi-Fi(豊島フリーWi-Fi)」について、さらなる拡大へ向けて連携を強化し、その第一弾として三井不動産リアルティが展開する「三井のリパーク」駐車場での提供を開始すると両者が発表しました。
2015年の新庁舎完成と同時に始まった豊島フリーWi-Fiは、区とNTT東日本などの連携で、これまでに池袋駅周辺を中心に約220のアクセスポイントを設けています。
新たに始める三井のリパークでの展開では、テルウェル東日本が同駐車場に設置する高機能自動販売機が豊島フリーWi-Fiと接続することにより、Wi-Fiの無料利用はもちろん、携帯端末でQRコードを読み取ることによる多言語翻訳機能や、貯蔵飲料を無償で提供するなどの災害支援機能も提供するといいます。
池袋駅の周辺では、「東池袋1丁目第3」や「西池袋2丁目」など6カ所の三井のリパークが対象となっています。豊島区では「NTT東日本と連携協定を締結することで、技術的及び専門的分野における支援を受けることができ、かつ、設置のネックとなっている場所の確保や新たな運用コストを無くす整備が可能となる」と今後の展開展開拡大を期待しています。
【参考リンク】
・NTT東日本と「フリーWi-Fi」に関する連携協定を締結(豊島区)
・「TOSHIMA Free Wi-Fi」の展開に向けた連携協定の締結及び協定に基づく具体的な施策展開について(NTT東日本など)