仕事をしていると、営業、商談などあらゆるシーンで、他の会社へ訪問することがあります。
「営業などで他の企業へ訪問する時のビジネスマナー」のポイントについて、池袋にあるJBMコンサルタントのTAMA先生に教えていただきました。
今回は~会社訪問編~です。
いざ、会社訪問へ
会社訪問は、会社の代表という自覚を持って、礼儀正しく。
訪問先でのあなたの行動は会社の代表として見られます。
個人としてではなく、組織の一員として訪問者の責任は重大です。
受付にて
受付に到着したら、取り次ぎを頼みます。
①受付担当者がいる時
会社名・氏名をきちんと告げ、受付担当者の指示に従う
>「△△社の○○と申します お世話になります
□□部の○○様に○時にお約束をいただいております」
②受付担当者がいない時
●直接部署を尋ねる時
入り口付近の方に会社名・氏名を告げ、担当者に取り次ぎを頼む
●受付に内線電話がある時
担当部署に電話し、到着を告げる(取り次ぎを頼む)
応接室にて
①入室
●応接室まで案内されたら、入り口前で「失礼します」と一礼してから入室し、立って待つか、案内者に勧められたら「失礼します」と言って席に着く
●席を指定されない場合には下座に座る
●灰皿があっても、待っている間はタバコは吸わない(面会中も基本的には禁煙がよい)
※特に新人は勧められても吸わないのがよい
●室内にあるものを勝手にさわらない
しばらく待たされる状況で、お茶が出されたら飲んでもよい
②担当者と挨拶
●すぐに椅子から立ち上がれる状態で待機しておく
●担当者が現れたら進んで挨拶をする
>「△△社の○○と申します どうぞよろしくお願いいたします」
●自分から名刺を差し出す(名刺交換は過去記事「「自己紹介」~「名刺交換」のマナー」を参照)
● 椅子には、勧められてから「失礼いたします」と言って着席する
③お茶は
●相手に勧められてから頂く 頂くときは、会釈をし、お礼を言う
>「ありがとうございます」「いただきます」
●上司と同行の場合には、上司より先に飲まない
バッグ・コートの置き場所
●コートはハンガーに掛けていただけるようならそちらに、そうでない場合は内畳みにして椅子の脇に置く
●バッグはソファーの側面か足下に置く
辞去
①約束の時刻が近づいてきたら
●話を切り上げる
>「お時間になりましたので、そろそろ・・・。」
※訪問した側から切り上げるのが基本
※約束の時間になったら自分から切り出すこと
● 用件が終わらない時
>「もう少しお時間をちょうだいしてもよろしいでしょうか?」
※きちんと相手に時間があるかを確認すること
※相手に時間が無いときは次回に改めること
②辞去する
●辞去の挨拶をする
●忘れ物がないか確かめて、立ち上がってお礼を述べる
>「本日は、お時間を頂戴いたしまして、ありがとうございました」
>「今後とも、どうぞよろしくお願いいたします」
●お見送りを受けたら、必ず一度は振り返り、一礼する
コートやマフラーは会社を出るまで着用しない
※ 新人は先方に勧められても着用しないのがよい
③お礼
訪問後は、訪問のお礼をメールで送りましょう
<注意>
●辞去後に、訪問先の近く(喫茶店など)で立ち寄りをしない
●自分の会社に帰るまでは気を抜かない(電車の棚に書類を置き忘れるリスクも)
■JBMコンサルタントとは?
池袋に支店を持つJBMコンサルタントは、研修・セミナーを中心に、人事・労務・総務系のトータルソリューションサービスを提供している会社です。
“実践につながる研修プログラム”、“講師×コンテンツ力”で企業がかかえる様々な課題を解決します。
■株式会社JBMコンサルタント
■TAMA先生のブログ(TAMA先生のワンポイントレッスン)
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