副都心線の池袋駅から発着している「Fライナー」をご存知でしょうか。東京メトロの副都心線を通じ、西武池袋線の飯能や東武東上線の川越市・森林公園、東急東横線の横浜、みなとみらい線の元町・中華街の各駅を「最速」で結ぶ列車で、乗車時に特別な料金は不要。平日は朝と夜のラッシュ時を除いて運転されており、観光やビジネスに使える存在です。
Fライナーは、速達性をイメージした「Fast」や相互直通運転を行う5社の「Five」などから名付けられた列車名。副都心線内では「急行」という扱いですが、西武池袋線に入ると「快速急行」、東武東上線では「急行」、渋谷から先の東急東横線とみなとみらい線では「特急」に変わります。これに乗れば横浜中心部から埼玉県内までの約80キロを一気に“最速”で行き来ができるようになっています。
沿線には横浜の中華街や「みなとみらい」や川越などの観光地のほか、プロ野球で使われる西武ドームもあり、著名なスポットが数多く存在します。
Fライナーが乗り入れている5社が共同で「Fライナーでいく春の見所」と題したFライナー沿線の観光サイトを公開しているほか、西武池袋・東武東上・東急東横の各沿線では、観光スポットを訪れるのに便利なフリーきっぷも販売しています。
西武池袋線や東武東上線、東急東横線から主要駅へ行く際は、副都心線の池袋駅からFライナーを選んで乗ってみてください。主要なスポットへ最速でアクセスできるはずです。
【参考リンク】
・Fライナーでいく春の見所(Fライナー沿線の観光案内)